同じマンションのなかでも、部屋の階が低いのと高いのとでは住み心地や価格が異なります。
そのため、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った住まい探しをするのが大切です。
今回は中古マンションの低層階・高層階のメリットとデメリット、価格の違いについて解説します。
中古マンション購入の際には、ぜひ参考にしてください。
中古マンションの低層階・高層階のメリットとは
まず、低層階は比較的価格が安いのがメリットです。
高層階と比べると人気がない低層階は、費用を抑えて購入できます。
また、日差しが差し込みにくいので、夏場でも涼しく過ごせます。
一方、高層階のメリットは眺望が良い点です。
周辺の建物よりも高い位置にあるので、近隣の建物からの視線が気になることも少ないでしょう。
そして日当たりが良く、風通しが良いのも、高層階が人気の理由です。
人気の高い高層階の部屋は、同じ中古マンションのなかでもステータスが高く感じられるでしょう。
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中古マンションの低層階・高層階のデメリットとは
低層階のデメリットとして、道路が近いため騒音の影響を受けやすい点には注意が必要です。
エリアによっては、車の走行音や歩行者の足音、話し声が気になるケースもあるでしょう。
また、周囲を建物に囲まれているので眺望が悪かったり、風通しや日当たりに問題があったりすることも多いです。
このようなデメリットから、ステータスが低く見られやすいのもデメリットといえます。
対して高層階のマンションは、基本的にエレベーターで移動するため、混雑に巻き込まれやすいデメリットがあります。
エレベーターを待つ時間が長いと移動を億劫に感じるうえ、災害時に避難が遅れる不安もあるでしょう。
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中古マンションの低層階・高層階では価格が違うのか
中古マンションでは高層階になるほど人気が高まるので、少しずつ価格も上昇するのが一般的です。
とくに、隣に建物がある場合など、上下階で眺望や採光の差が大きな中古マンションでは、価格差も大きくなる傾向にあります。
ただ、東日本大震災以降、災害時の避難のしやすさなどから低層階にも一定の人気があり、高層階との価格差があまりないケースも少なくありません。
窓の数が多く採光や風通しが良好な中古マンションであれば、低層階のデメリットもそれほど気にならないでしょう。
また、階数にかかわらず、入居者が利用できる共用施設は同じです。
なお、現地を見学する際には、階段とエレベーターで部屋までの移動を確認しておくと良いでしょう。
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まとめ
中古マンションの低層階・高層階それぞれの特徴を解説しました。
低層階と高層階では、眺望や日当たりといった点で違いがあり、それぞれに利点や懸念点が存在します。
そのため、高層階と低層階で価格に差が生じることも少なくありません。
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