「生活が苦しく、このままでは住宅ローンを返済できない状態になる」という方にとって心配なのが、今後どうなってしまうのかということです。
今回は、住宅ローンが返済できない状態になったときのリスクや事前の救済措置や対処方法について解説します。
住宅ローンが返済できない!発生するリスク
住宅ローンが返済できない状態を放置しておいた場合のリスクについて解説します
まず、住宅ローンの返済が延滞すると、金融機関から督促が来るようになり、個人信用情報にも延滞情報が登録されます。
それでも返済できない状態が続くと、次に残債+遅延損害金の一括返済を求められます。
しかし、普通の返済すらできない状態で一括返済などできるわけがなく、最終的には家が競売にかけられてしまうことになります。
競売での落札価格では、相場より低いため住宅ローンの完済はほぼ不可能となり、残債を支払うことができなければ自己破産するしか手はありません。
つまり、住宅ローンを返済できないという状態は、自己破産を招くリスクが高いということです。
住宅ローンが返済できない!早めに金融機関に救済措置を求める
住宅ローンを返済できない状態になってしまうとさまざまなリスクやデメリットが発生します。
こうしたリスクやデメリットを避けるためには、返済できない状態になる前に金融機関に相談し、返済条件の変更などの救済措置をお願いできないか聞いてみましょう。
金融機関にとって住宅ローンの返済が厳しいという趣旨の相談を受けることは珍しいことではありません。
そのため、返済期間の延長や一定期間の元金支払い免除などといった救済措置をとってくれる可能性は少なくありません。
住宅ローンが返済できない!やってしまいがちな間違った対処法
住宅ローンの返済ができない、という状態に陥った方がやってしまいがちな間違った対処法は、本来の返済額より少ない金額の返済です。
本来の返済額より少ない金額でも返済しないよりはマシだろうという考えでこの対処法をとる方は多いのですが、延滞は延滞、という事実に変わりはありません。
もちろん、返済金を消費者金融などで借りて用立てするという対処法も、単に自転車操業に陥るだけの間違った対処法です。
「少額だけ返してもほかの金融機関から用立ててもダメなら、いっそ何もしないでおこう」という方もいますが、これはもちろん競売および自己破産という結末に結び付くだけです。
まとめ
住宅ローンが返済できない状態が長期間続くと、やがては家が競売にかけられ、さらに残った債務が返せず自己破産という結果を招くリスクが高いです。
返済できない状態になってしまう前に、勇気を出して金融機関に相談することを強くおすすめします。
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