マイホームを買う方の多くが、できるだけ長く、快適に暮らしていける家を望んでいるものです。
では、長い間快適に住み続けることができる家とは、具体的にどのような家のことを言うのでしょうか。
こちらの記事では、長期優良住宅とはどのような基準がある家のことなのか、メリット・デメリットもあわせて解説していきます。
長期優良住宅とは?購入前に知っておきたいポイント
長期優良住宅とは、長い期間において優良な状態を保つことができ、快適に住み続けることができる住宅のことです。
長期優良住宅は、建物を長く使用するのに必要な劣化対策が講じられていること、建築基準法で定められたレベルの1.25倍の地震でも倒れない耐震性があることが認定基準となっています
また、建物に影響を与えずに配管の維持管理ができることやバリアフリー性、省エネルギー性なども求められます。
さらに、良好な居住環境や最低限必要とされる住戸面積や維持保全計画もクリアしなければならない条件です。
長期優良住宅を購入するメリット
長期優良住宅を購入することには、次のようなメリットがあります。
このタイプの住宅を購入するために住宅ローンを利用した場合、一般的な住宅を購入する場合と比べて限度額の点で優遇されます。
また、固定資産税の額を2分の1にしてもらえる減税期間が、戸建て住宅では5年間、マンションの場合は7年間と、一般の住宅よりも長く設定されている点もメリットです。
ほかにも、住宅ローン金利の優遇や地震保険料の割引、不動産取得税の減税など、さまざまなメリットがあります。
自分にとってどれくらいの得があるのか、実際にかかる費用を計算してみるようにしましょう。
長期優良住宅を購入するデメリット
一方、長期優良住宅を購入することには、いくつかのデメリットもあります。
まず、このタイプの住宅を建てる場合、あらかじめ所管行政庁の審査を受け認定をもらわないと着工できないため、一般的な住宅よりも建て始めるまでに時間がかかります。
また、快適な居住性や耐震性などさまざまな条件をクリアするためには、特殊な建材や設備を必要とするため、建築費用が高額になりやすいという点もデメリットのひとつです。
さらに建築後も建物の維持保全が義務づけられているので、定期的な点検やメンテナンスのための費用がかかります。
まとめ
長期優良住宅とは、一定基準をクリアして認定を受けた家のことで、長期にわたって快適に暮らし続けることができるという点が特徴です。
建築コストやメンテナンス費用がかかるというデメリットもありますが、快適な居住性や安全性など、長い目で見た場合にメリットの多い住宅だと言えます。
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