ローンを組んでマイホームを購入する際は、無理のない返済計画を立てることが大切です。
自身にとって最適な返済計画を立てるためには、ローンの仕組みについても深く理解しておく必要があるでしょう。
今回はローンを組んでマイホームを購入する際に支払う「頭金」について、その概要や相場、注意点などを解説します。
マイホームの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
マイホームの購入時に支払う頭金とは?
頭金とは、住宅ローンを組んで不動産を購入する際に、自己資金で支払うお金のことです。
マイホームの購入価格から頭金を差し引いた金額が借入額となるため、頭金が多いほど将来的な返済の負担は小さくなります。
頭金は、契約から引き渡しまでの間に現金で支払うのが一般的です。
頭金と混同されがちな用語として手付金がありますが、この2つは異なります。
手付金は契約を保証するお金であり、私的な理由で契約をキャンセルした場合、買主は手付金を放棄しなければいけませんが、頭金はキャンセルした場合は手元に戻ってきます。
ただし実際のマイホーム購入では、頭金の一部を手付金として支払うケースが多いでしょう。
住宅ローンを組んでマイホームを購入する際の頭金の相場
マイホーム購入時の頭金の相場は、住宅の種類によって変わってきます。
統計では注文住宅や新築住宅が15%~20%程度となっており、それ以外の中古マンションや建売住宅は10%前後とやや低めです。
また、頭金の金額は住宅価格の20%程度が適切、という定説も存在します。
ただし、頭金は必ず設定しなければいけないわけではなく、頭金ゼロでもマイホームは購入可能です。
近年は低金利の状態が続いており、住宅ローンの返済負担も小さくなっています。
そのため、とくに価格の低い住宅を購入する場合は、頭金を0~5%程度と低めに設定するケースも少なくありません。
マイホームの購入で頭金を支払う際の注意点
頭金を支払う際は、そのほかの諸費用の金額に注意が必要です。
マイホームを購入する際には、税金や保険料、仲介手数料などさまざまな費用が発生します。
引き渡し後の入居時には、引っ越し費用や家具家電の購入費用も必要になるでしょう。
こういった費用と現在の資金状況をしっかり把握したうえで、無理のない頭金の額を設定しなくてはいけません。
また、高すぎる頭金を設定するのも要注意です。
貯金をすべて頭金に投入してしまうと、突発的なトラブルや環境の変化に対応できなくなる可能性があります。
万が一のことを考え、ある程度貯金に余裕をもてる程度の頭金を設定しましょう。
まとめ
頭金はマイホームの契約から引き渡しまでの間に支払うお金であり、その金額が将来的な返済の負担に影響してきます。
適切な頭金の金額はマイホームの金額や資金状況によって異なるので、相場にこだわらず、自身の状況からどの程度が適切なのかを考えると良いでしょう。
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