近年の日本各地で起きている地震災害への備えや、長い期間安心して暮らせる家をとの思いから、不動産購入時には安全性を重視する方が多いでしょう。
とくに敷地の強度は暮らし始めてからの安全性に大きく関わってくるため、あらかじめ調査しておくと安心です。
ここでは土地の地盤調査とはなにか、概要とあわせて調査の種類や必要な費用について押さえておきたいポイントを解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
灘区の売買・投資物件一覧へ進む
土地の地盤調査とはなにか
地盤調査とは建物が建つ場所の土地の強度や安全性を調べるためにおこなうもので、建物を建てても問題がない敷地か否かが確認可能です。
一見強そうに見える敷地でも実は軟弱な場合もあり、そのまま建物を建築すると家が傾いたり地盤沈下が起きたりと、さまざまな危険性があります。
2000年に施工された住宅品質確保促進法によって、物件の引き渡し10年以内に瑕疵が発見された場合、売主が契約不適合責任を負うとされました。
そのため引き渡し後に地盤に問題が発見されるのを防ぐ目的で、調査をおこなう業者は少なくありません。
ただし、地盤調査は義務付けられていないため、なかには調査をおこなわずに販売しているケースもあります。
▼この記事も読まれています
マンション飼育に向いている猫とは?人気の種類や飼育時の注意点をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
灘区の売買・投資物件一覧へ進む
土地の地盤調査にはどのような種類がある?
土地の地盤調査にはスクリューウエイト貫入試験、ボーリング調査、表面波探査法の3つの種類があります。
スクリューウエイト貫入試験とは、地面にスクリュー状の先端部分を持つロッドにおもりをつけて回転させ、その際の沈み方や回転数をもとに地盤の強さを調べる方法です。
ボーリング調査は、ボーリング機器で掘った穴にハンマーを落として強度を調べます。
表面波探査法とは、ごく小さな振動を地面に起こした際に伝わる表面波の速度を測って調査する方法で、コンピューターを用いるため大型機械なしで可能な調査です。
▼この記事も読まれています
引っ越しにおける挨拶回りについて解説!適した曜日や時間や粗品は?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
灘区の売買・投資物件一覧へ進む
土地の地盤調査の際に必要な費用について
先述した3種類の調査をおこなう際に必要な費用相場として、スクリューウエイト貫入試験には5万~10万円ほどかかります。
調査する場所が狭くてもおこないやすく比較的リーズナブルな方法です。
ボーリング調査の相場は15万~30万円で、ハンマーを落とすために掘る穴が深ければ深いほど価格が高額になります。
表面波探査法は5万~8万円が費用相場で、3種類のなかでは中間に位置する価格です。
調査をおこなう場所の広さや形状、作業をする環境など、条件によって採用される調査の方法や費用が異なります。
▼この記事も読まれています
住宅ローンを返済できないリスクとは?救済措置や対処法をご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
灘区の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
土地の地盤調査とは敷地の強度を調べるためにおこなわれ、建物を建てるのに適しているか安全性を確認できます。
調査には3つの種類があり、スクリューウエイト貫入試験、ボーリング調査、表面波探査法です。
土地の条件や作業環境によって調査方法や費用に違いがあります。
灘区や近隣エリアでの住まい探しならHOME REXUS株式会社へ。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
灘区の売買・投資物件一覧へ進む