住宅ローンを契約する際に請求を受ける保証料は、どのような役割を担っているかご存じですか。
保証料の仕組みや支払方法の違いを把握するには、契約を交わす前にメリットやデメリットを調べる作業が欠かせません。
今回は、住宅ローンを契約する際にかかる保証料とはなにか、外枠方式と内枠方式の2種類ある支払方法の特徴やメリットをそれぞれお伝えします。
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住宅ローンの保証料とは?
保証料は、住宅ローンの経費の一環であり、申し込んだ方が金融機関の指定する保証会社と保証契約を締結する際に発生する料金です。
住宅ローンは高額な借入金を長期間にわたって返済する契約であり、途中で返済が滞った場合、保証会社が金融機関に残債を支払う「代位弁済」の仕組みが導入されています。
この際、申込人の返済義務は変わらず、返済先が保証会社に変更されるだけです。
多くの金融機関は、保証会社との契約がローン申請の必須条件となっていますが、フラット35ではこの要件が適用されていません。
保証料の相場は借入額の0~2%であり、金融機関ごとに異なる設定がされていますので、事前に確認しておくことが重要です。
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住宅ローンの保証料!外枠方式のメリットとデメリット
保証料の支払方法には、外枠方式と内枠方式の2種類があり、選択可能なケースと金融機関があらかじめ設定しているケースがあります。
外枠方式とは、前払い型とも呼ばれ、契約を交わした際に一括で全額を支払う方法です。
毎月支払う金額が少なくなり、金利負担が軽減されるため、支払総額が引き下げられるメリットがあります。
一方で、契約時にまとめて現金で支払うため、借入時の負担額が大きくなるのがデメリットです。
繰り上げ返済や一括返済をおこなうと差額を受け取れますが、残金が少なくなると戻ってくる金額も減ります。
また、少額を返済したときは支払手数料が高額になる場合もあるため、注意が必要です。
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住宅ローンの保証料!内枠方式のメリットとデメリット
内枠方式とは、保証料を金利に置き換え、住宅ローンの金利に加算して毎月返済する支払方法です。
金融機関によって利率は異なりますが、一般的には適用金利の0.2%に設定されています。
この方式のメリットは、借入時の負担額が少なくなることです。
一方で、毎月の支払金額が増加するデメリットがあります。
金利負担が長期にわたるため、結果的に支払総額が高額になり、借入額が多いほど毎月の負担が増える割合も大きくなります。
また、一括返済や繰り上げ返済をおこなっても、あらかじめ支払っていないため返還はありません。
外枠方式と内枠方式のいずれかを選べる場合は、シミュレーションを行って比較した上で決定することが重要です。
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まとめ
住宅ローンの保証料は、申込人が途中で返済が滞ったときに、代わりに保証会社が金融機関に支払う契約の料金です。
外枠方式は契約時に一括して支払うため毎月の返済額を減らせますが、契約当初の負担は大きくなります。
内枠方式は金利に加算して支払いますが、毎月の負担が大きく、支払総額も高額になる傾向です。
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