中古マンションの売却において、売れやすくするために値下げを検討するケースは少なくありません。
ただ、どれくらい値下げをすれば効果的なのか、いつ値下げすべきなのか、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、中古マンションの売却における値下げ金額・タイミングの目安、値下げしないで売るコツについて解説します。
中古マンションの売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
中古マンション売却における値下げ金額の目安
中古マンション売却での値下げ金額は、5~10%ほどが相場とされています。
なお、値下げをする際には、一度でできる限り大きな金額を値引くのがポイントです。
小さい金額の値下げを繰り返しおこなうのは、中古マンションを売れやすくするにはあまり効果がないのでおすすめできません。
値下げ自体に気付いてもらえなかったり、少し待てばもう少し値下げされるのではと、買主が購入を踏みとどまってしまったりする可能性があります。
また、金額の最後が端数になるように値引くのもポイントです。
マンションに限らず、さまざまな商品について端数にすることで、購買意欲が上がる端数効果が活用されています。
3,000万円ではなく、2.980万円とすることでお得に感じる心理を利用しましょう。
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中古マンション売却における値下げのタイミングとは
値下げの効果を大きくするためにも、不動産の需要が上がるタイミングで値下げをおこなうのがおすすめです。
新生活へ向けて引っ越しをする方が増える1~3月や、異動の多い9月には不動産の需要が高まるので、競合が増加します。
競合が増えたタイミングで値下げをすれば、ほかの物件とくらべてお得な印象を与えやすいです。
また、できる限り早く売却したい事情があるなど、売却期間がある程度定まっている場合には、早めに値下げを検討するのも良いでしょう。
そして、購入希望者から値下げ交渉を持ちかけられたタイミングで値下げをするのも、ひとつの選択肢です。
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中古マンションを値下げしないで売却するコツ
値下げしないで中古マンションを売却するには、売り出しの時期を見極めるのがコツです。
需要の高まる引っ越しシーズンに売却することで、買主が見つかりやすくなります。
また、築年数が25年を超える前に売却するのも、コツと言えるでしょう。
築年数が25年以上になると値下げ交渉を持ちかけられやすいため、需要の高い築25年以内に売るのがおすすめです。
そして、広告の写真やレイアウトを見直して、より魅力的に見えるように改善するのも大切です。
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まとめ
以上、中古マンションの売却における値下げについて解説しました。
値下げ金額の目安は5~10%が目安とされており、需要が高まる時期や値下げ交渉のタイミングでの値下げが効果的です。
値下げをしないで売却するには、売り出し時期を見極める、広告を見直すなどのコツも押さえておきましょう。
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